【討鬼伝 極】 検証・考察 その５ 特殊調査における属性武器

「討鬼伝　極」で私が気になったことをアバウトに確かめる、ガバガバ検証第五弾です。
続きからどうぞ。

「討鬼伝　極」の検証・考察、第五弾は特殊調査における属性武器です。

そもそも特殊調査とは、ある決められたテーマに基づいてそれを満たす鬼がランダムで一定数出現する任務です。そしてそのランダム性が故、汎用的な装備が望ましく、相性に左右されがちな属性武器は使用しづらくなっています。
そこで、それぞれの特殊調査について有用な属性は無いかと、出現する鬼の弱点属性の傾向を検証してみました。

調査方法は単純に、各特殊調査の出現鬼とその弱点属性の関係を得点化し、傾向を掴みました。得点化の方法は、有効＝３ｐｔ、普通＝２ｐｔ、半減＝１ｐｔで計算しています。例えば「総帥」における火属性は、クナトサエ・イテナミ・アンクウバッコの三体に有効（＝３×３ｐｔ）、ダイテンマ・ヤトノヌシの二体には普通（＝２×２ｐｔ）、ヨミトサエ・オカミヌシ・トコヨノオウ・トコヨノオオキミ・ゴズコンゴウ・イミハヤヒに半減（１×６ｐｔ）なので、平均を求めると（３×３＋２×２＋１×６）÷１１で１．７３ｐｔです。普通＝２ｐｔが基準なので、特殊調査「総帥」に火属性武器を使用するのは分が悪いことになります。

上記のように各特殊調査の出現鬼と弱点属性との関係を調査し、表にしました。 最も有効な属性を赤、最も非有効な属性を青で表記しています。また基準である２ｐｔを超えたもの、即ち普通より上の効果を期待できるものを太字にしています。

まずは「総帥」「野生」「徒党」「巨躯」「激昂」「奇怪」です。

	火	水	風	地	天
「総帥」	１．７３	２．０９	１．４５	２．５５	１．６４
「野生」	２．００	１．８８	１．７５	２．３８	１．６９
「徒党」	２．０９	１．９１	２．２７	１．７３	１．７３
「巨躯」※	１．８９	２．１１	１．７８	２．３３	２．００
「激昂」	２．１８	１．７３	２．００	１．８２	２．００
「奇怪」※	２．２１	１．７９	２．１４	２．００	２．１４

※タケイクサは火・水を、マガツイクサは風・地をそれぞれ有効で計算しています。


次に「古」「雅」「武」「戦」「安」「乱」です。

	火	水	風	地	天
「古」	１．８６	１．５７	１．８６	２．１４	１．８６
「雅」※	２．３８	１．８８	１．６３	２．３８	１．８８
「武」※	１．９２	２．１７	２．００	２．００	１．６７
「戦」※	１．７８	２．２２	１．８９	２．３３	２．００
「安」	１．８２	２．１８	１．８２	２．１８	１．７３
「乱」	１．９０	１．９０	１．９０	２．１０	１．８０

※タケイクサは火・水を、マガツイクサは風・地をそれぞれ有効で計算しています。


最後に「火」「水」「風」「地」「天」です。

	火	水	風	地	天
「火」※	１．２９	２．４３	２．００	２．００	２．００
「水」	２．４４	１．１１	１．７８	２．２２	２．１１
「風」	２．００	２．００	１．００	３．００	１．６０
「地」※	２．００	１．８３	２．８３	１．１７	２．１７
「天」	１．７８	２．２２	１．５６	２．４４	１．３３

※タケイクサは火・水を、マガツイクサは風・地をそれぞれ有効で計算しています。


以下は考察です。
天属性の不甲斐なさが特に際立っています。最も有効であることは一切なく、むしろ最も非有効であることが多いです。またそもそも、普通より上の効果を期待できることが稀です。特殊調査には天属性の武器を担いで行かない方が良さそうです。
特殊調査にとりあえず担いでいくのであれば、「徒党」「激昂」「地」以外で普通以上の効果を期待できる地属性が安定でしょう。コガネムジナがでる「野生」「安」では地属性が、「奇怪」では火属性が有効ですが、コガネムジナ自体の弱点と噛み合っていないことに要注意です。また「徒党」「地」では風属性が有効であり、これはコガネムジナの弱点属性にもなっています。


以上、ガバガバ検証でした。
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