【討鬼伝 極】 検証・考察 その２ 魂溝数＝２の武器

「討鬼伝　極」で私が気になったことをアバウトに確かめる、ガバガバ検証第二弾です。
続きからどうぞ。

「討鬼伝　極」の検証・考察、第二弾は「魂溝数＝２の武器」です。

そもそも魂溝数とは、武器にミタマを装備できる数のことであり、大抵の最終強化武器の魂溝数は３です。しかし、中には攻撃性能と引き換えに魂溝数が２しかない武器もあります。ミタマを装備できる数が一つ少ないというのは、言い換えれば装備できるスキルが四つ少ないということです。
そこで、果たしてそれに見合うだけの性能が「魂溝数＝２の武器」にあるのか、適当に検証・考察してみました。


これが「魂溝数＝２の武器」である、「真・鳴女＋９」です。
群青地に白銀の装飾がかっこいいですね。





攻撃力　：９９３
属性　風：２１６
会心力　：　４０

対するは「魂溝数＝３の武器」である、「刃皇弓＋９」です。





攻撃力　：９７６
属性　風：　８５
会心力　：　　０

両者の数値を見比べてみて、攻撃力はそれぞれ「９９３」「９７６」と、ほぼ近似しています。残る属性値は「２１６」「８５」、会心力は「４０」「０」と差が見られるので、どのスキルがあれば穴埋めできるのか試行錯誤しました。




攻撃力　：９７６
属性　風：２１１
会心力　：　３９

結果としては、「属性攻撃力　大」と「属性攻撃力　特」を一つずつ、あと「会心力上昇　特」があれば全ての数値を近似させることができます。
ミタマを一つ装備できない（＝スキルを四つ装備できない）代償による利点が、たった三つのスキルで消えてしまうので、明らかに「魂溝数＝２の武器」が不利ですね。


他の「魂溝数＝２の武器」についても（＋９まで強化してあるものだけ）検証してみました。

まずは上と同じく風属性のものです。
槍「無骨・真打＋９（魂溝＝２）１３１１・２８４・６０（左から攻撃力・属性・会心力、以下同じ）」は「百万石＋９（魂溝＝３）１１５０・３０２・６０」に「攻撃力上昇　大」×２「攻撃力上昇　特」×１をつけると近似します。

次に麻痺属性のものです。

双刀「滅敵・衛身＋９（魂溝＝２）７３９・４０２・０」は「黒丸＋９（魂溝＝３）７２０・２９０・０」に「状態異常強化　大」×１「状態異常強化　特」×２をつけると近似します。

槍「朽縄之怨槍＋９（魂溝＝２）１２７２・５３４・０」は「人間無骨＋９（魂溝＝３）１１８７・５０７・０」に「攻撃力上昇　特」×１「状態異常強化　中」×１をつけると近似します。

鎖鎌「真・ミシャグジ＋９（魂溝＝２）８８６・４７８・０」は「天之狭霧＋９（魂溝＝３）８９９・３６５・０」に「状態異常強化　大」×２「状態異常強化　特」×１をつけると近似します。

今回検証したどの武器も、三つ以下のスキルで性能差が埋まってしまっています。そもそも麻痺属性の武器は、状態異常の属性値を近似させることにそこまで意味はない（麻痺するまでの攻撃回数が異なるだけで、敵を麻痺させられる回数はそう変わらない）ので、更に性能差に意味が無くなっています。

以下は考察です。

まず「魂溝数＝２の武器」に、「魂溝数＝３の武器」に対する埋められない優位はありません。ましてや、装備できるスキル数を四つ減らしてまで「魂溝数＝２の武器」を選択するメリットが皆無です。むしろ三つ揃いスキルや、三人で発動する組み合わせスキルが発動できないことが「魂溝数＝２の武器」側のデメリットになっています。

どうりで、オンで使用している人を見かけない訳ですね……。


以上、ガバガバ検証でした。
他の検証・考察はコチラから。